コウノドリで話題!無脳症とは!?

コウノドリ 無脳症

人気のドラマ、コウノドリで扱われた無脳症について解説していきます。

無脳症とはだれにでも起こりうることなのでしょうか?

 

コウノドリ1期(2015)のおさらい

コウノドリ1期(2015)の第8話において、無脳症が扱われました。

サクラが診察する妊婦・川村。

 

実は2年前に悲しい出産を経験していました。

お腹の赤ちゃんが無脳症とわかりました。

 

サクラは、無脳症は出産後は赤ちゃんが厳しい状況になることを説明します。

そして、妊娠を継続するか、赤ちゃんを今すぐ取り出すかの選択の決断を川村に迫りました。

川村は苦しみながら、今すぐ赤ちゃんをあきらめることを選択。

 

川村は、生まれてきた小さな小さな赤ちゃんと対面し、涙を流します。

そして、川村は、

出産は、もっと嬉しいものだと思っていた」と泣きます。

 

サクラは、自分の無能さを実感します。

無脳症は、現在の医学で助けることができない状況だからです。

 

その赤ちゃんは天国に上手に行けるように、「つばさ」と名付けられました。

 

苦しい苦しい出産を経験した川村。

2年後には再度お腹に赤ちゃんが宿りました。

サクラにとっては、2年前の想いがあり、特別な患者。

 

つらい経験を乗り越えての川村さんの無事の出産は泣いた方も多かったのではないでしょうか?

 

 

無脳症とは?

神経学的奇形症の一つ。

大脳半球は通常欠損して全くない、もしくは小塊に縮小している状態のこと。

 

つまり、赤ちゃんが生まれながらに機能する脳を持たない症状

妊娠4か月以降の超音波検査で診断可能。

 

無脳症の原因とは?

原因については詳しく解明されていないのが現状。

しかし、遺伝的要因が関係すると考えられている。

また、母体の栄養状態など多因的であることがわかっている。

日本での無脳症の発症率は約1,000に1人

 

1000人に1人というのは多いですよね。

こんなに悲しい状況になってしまう人が1000人に1人もいるとは非常につらい事実です。

 

無脳症の予防は?

予防方法に関しては、発見されていない。

 

日本では、「母体の栄養状態の悪さ」「飲酒」「喫煙(受動喫煙)」「母体の先天性の疾患」「遺伝子的要因」「高齢出産」が関係すると考えられてす。

そのため、ビタミンBの一種である葉酸の摂取がその発症のリスクを低減すると、厚生労働省が勧告

妊娠を希望している1か月前から妊娠後3か月まで、1日につき0.4mgの葉酸を摂取していることが理想とされています。

 

飲酒や喫煙をしないこと、しっかり栄養をとることが大事ということですね!

未来の我が子を守るためにも、妊娠を意識した時から葉酸を取りはじめることを心がけたいですね。

 

無脳症になるとどうなるのか?

胎児の神経管から脳や脊髄の形成が障害されることで、脳の一部、あるいは大部分が欠如。

大脳のほか、生命の維持に大事な役割の脳幹の発達も障害され欠如することが多い。

 

お腹で育っている段階から脳の発育に遅れがみられる。

または妊娠4か月まではある程度の発達が見られたものの、5か月頃から大脳が退化してしまい脳が成長しないという症状。

 

その頭部以外に眼球の異常や口唇口蓋裂を併発しているケースが多く見られます。

しかし、他の器官には異常がなく、心臓も正常な発育のケースが多いです。

 

また、妊娠後期に羊水過多症が多くの場合、現れます。

これは無脳症による障害が脳幹部にまで及ぶため、嚥下運動ができなくなるからと考えられています。

 

発症した胎児の75%は死産となり、残りの25%も一週間以内にほとんどが死亡してしまいます。

まれに1年以上生存しているケースも存在。

 

75%死産という死亡率の高さがわかります。

そのため、無脳症に関しては、中絶を選択する妊婦が多くなっています。

医学がこれだけ進歩しても、治すことができない病気の1つと言えますね。

 

無脳症でもなぜお腹では育つことが可能なのか?

胎児がお腹にいる状態の時は、齊帯を通して母体から酸素と栄養が供給されます。

従って、生命維持の役割の多くを母体が担います

そのため、無脳症であることが直接の原因になって自然的に流産や死産となることは少ないのです。

 

つまり、お腹にいるときはお母さんが生命維持に必要なことはしてくれるため、生きれる。

しかし、お腹から出ると自力で生命維持をしなくてはいけなくなる。

その指令塔である脳がないとコントロールできず、生命維持ができないことが多いということですね。

 

無脳症の子で生きのびたケース

アメリカに住むジャクソン・ストロング君は、無脳症と診断されました。

でも、敬虔なクリスチャンである両親は、赤ちゃんの命をあきらめるという選択はできませんでした。

そして、無事にジャクソン・ストロング君は1816グラムで生まれ、1歳の誕生日を迎えたのです。

 

医者には、「この先、一生、歩くこともしゃべることもできない。空腹もわからないだろう」と言われていました。

しかし、奇跡的に「ママ」と話せるようになったのです。

さらに奇跡的に3歳の誕生日を迎えています。

 

ただ、ジャクソン・ストロング君は例外的な例と言えるでしょう。

でも、同じ無脳症の両親にとっては希望の光になりましたね!

ジャクソン・ストロング君にもっともっと記録をぬりかえていって、世界を更に驚かせてほしいですね!!

 

まとめ

コウノドリでテーマとなった無脳症は、出産後の生命維持は非常に厳しい病気です。

医学が進歩した現代でも治療法は見つかっていません。

また、無脳症の直接の原因はまだ判明していません。

しかし、この怖い病気を避けるためにも、予防効果があるとされている葉酸の摂取は、心がけたいですね。

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